”コーヒーブレイクは仕事の生産性を向上させない!?”
こんにちは、経営コンサルタントのハリー (id:Harryike)です。
初めて投稿します。よろしくお願いします。
今後、ビジネスに関する海外情報などをアップして行こうと思っています。マネーや投資、テクノロジー関係のものは僕の興味から外れるため、コミュニケーションとか組織とか、地味なところですのでご了承ください。
とりあえず手始めに、だいぶ昔の記事で申し訳ありませんがハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)オリジナル版の2012年5月号の記事から。
タイトルにもありますが、”コーヒーブレイクは仕事の生産性を向上させない!?”という内容です。既にご覧になられたことがある方、申し訳ありません。今後にご期待ください。
以下、内容のご紹介です。
ある調査結果によると、仕事の合間にコーヒーブレイクをしたり、家族・友人に電話やメールをしたり、フェイスブックなどのSNSをチェックする”マイクロブレイク”は、仕事をするためのエネルギー(元気)を生み出さない傾向があるとがわかったそうです。
「仕事から逃げる」休憩をするよりは、むしろ「仕事と関係のある」ことをしたほうがよいとのこと。
たとえば
・同僚や仕事仲間をほめる
・やることリストをつくる
・新しいことを勉強する
といったことをしているときのほうが、人は仕事の元気を得ているそうです。
音楽を聴いたり、週末の予定を立てたりするのは、「仕事をする上での元気」には逆効果という結果も出ているとか。
もちろん、コーヒーブレイクやトイレ休憩はリラックスやストレスの軽減につながりますし、人はずっと走り続けることはできないので、身体や頭を休めることは必要でしょう。
ただ、この記事が言いたいのは、元気に仕事をするには「違うアプローチ」がより効果がある、ということのようです。
確かに、自分の経験から言っても、「仕事からの逃避」休憩は、惰性を途切れさせるだけのような気がしますね。
昔から、「仕事のストレスは仕事で解消するしかない」と感じていたので、納得感はあります。
ほめるのが苦手とかこっぱずかしいという人は、「いつもありがとうございます」とか「助かってます」とかでいいんじゃないでしょうか。それも恥ずかしいという人は、心の中で言うとか。
周りとの何気ないコミュニケーションに、元気づけられたりするものですよね。
この投稿が、みなさまの「仕事の元気」につながりますように。
だって、これでもう新しいことを勉強したのですから!!
■ソース:Harvard Business Review May.2012
http://hbr.org/2012/05/coffee-breaks-dont-boost-productivity-after-all/ar/1