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ハリーのタカの目ブログ

起業日記になりそうな予感

会社設立届と同時に異動届

起業

こんにちは、ハリーです。

すったもんだがありましたが、先日、独力+インターネットで無事に会社を設立することができました。

ネット申請をすると、システムから通知メールが届くだけなので「あれ、ほんとにできたの・・・?」と、のれんに腕押しな感じがします。

申請者 様

申請番号 ××××
手続名 登記申請書(会社用):株式会社,特例有限会社,合名会社,合資会社合同会社,外国会社

 上記の手続が「手続終了」となりましたので,お知らせします。

登記・供託オンライン申請システム

それで、法務局法人登記課に電話で聞いてみることにしました。

待っていた落とし穴

 担当の方に会社名を問い合わせると、すぐにシステムで検索されて「はい、設立されていますね」と。あっさり。

しかし、ここでやっぱり大きな落とし穴が待っていました。

申請時、設立日は11月で記入していたはずなのに、なぜもう設立されているのだろうか・・・?

実は、登記申請をした日=会社設立日、という大常識を知らずに早い方がいいかと思って進めたところ、自分が想定していたよりも早く会社ができてしまったわけです。このあたりが独力でやることの大きなリスクです。相談できる人が周りにいた方がいいわけですね。というか、申請する前に聞けばよかったのですが・・・「もう設立されちゃってますね。記入は関係ないです」あっさり。

これは参った。

なぜかというと、定款では11月設立なので決算は来年10月末。でも、設立は10月下旬。

そうなると何が起きるかと言うと、会社の第1期目は1週間で終わってしまうということです。

(ノ∀`) アチャー 

あきらめるかorあきらめないか、それが問題だ

1期目が終わるということは決算が早く来るということなので、決算作業が簡単とはいえ、消費税法第9条《小規模事業者に係る納税義務の免除=課税期間中の売上高1,000万未満の新設立会社は2年間消費税の納付が免除される》による特典が受けられません。

それに、せっかく会社ができたばかりなのに、もう期末?え、決算?ってなんだ、と。

もちろん、独力でやっている以上、そういう落とし穴があるということは重々わかってはいたし、これは仕方ない…と思ってあきらめていました。

ある友達に相談したところ、気持ち切り替えていくしかないな、という話だったのですが。途中から、決算期って変更できるんじゃね?という話になりました。

決算期の変更については知っていましたが、もうさすがに無理なんじゃないとか思いつつ、二人で色々調べてみると、やっぱりできないんじゃないか、いや待てよ、どうやらできるらしい、ということがわかりました(!)。

しかし、その条件をよく見ると

「やばい、明日までに税務署とかに届け出らないかん!」

まさかのときこそ真の友

すでに〆切前日の夜9時。

あきらめムードも漂う中、やれるだけやるべし、と、鬼の事務作業が始まりました。

会社設立届ほか(会社ができた後に提出する)の書類もまだ提出していなかったため、細かいことは省きますが、決算期を変更するための異動届というものを同時に出すという荒技で行くことになり、急ぎ準備に入ります。

ちなみにその友達は素性を明かせませんが、行政関係に強く、きっとこうすればなんとかなるはず、案外行政ってテキトーだからと、書類の一部を作成してくれました。めちゃくちゃ助かる。まさかのときこそ真の友って、こういうことなんだろうか。

僕も提出先(管轄税務署、県税事務所、市町村税務課)と残りの必要な書類印刷しまくり、代表印押しまくり。

まったく初めての書類ばかりだし、普通は士業の人がするようなものなので時間がかかるかかる、終わったのは12時。

家に帰って、なんとかなりますように、と祈りながら寝る。

あきらめたら、そこで経営終了ですよ

安西先生のそんな言葉で目が覚め…るわけもなく、目覚ましでいつもより早く起きて、さっさと法務局へ。

まず法務局に行って会社謄本をもらわなければ話が始まらない。

今は印鑑カードってのがあって、すぐに手続きできて便利。印紙だけは最後までアナログなままなんだろうか。ネット申請もできるが、〆切の関係で郵送待ってたらムリだったので、こういう時は直接が一番。必要部数もらって、まずは税務署へ。

ドキドキしながら担当してくれた方に事情を説明すると、色々と確認しながら最後は理解してくれ、「大丈夫です」と。少し時間はかかったけど、何とかなりそうな様子。

や、やった。友達にも報告。

次は県税事務所。

書類を二種類見せると、何も言われずすんなり。あれ、結構よくあることなのか…?

最後は市町村の税務課へ。

設立届はすんなり行ったものの、同時に異動届となると混乱して色々書類を確認され、最後は理解してくれた問題なし。「税務署と県税には行かれた?ああ、じゃあウチが最後ですか。じゃあ、ウチもそろえないと変なことになりますね」と。

そう、ビンゴ。多分力が強いのは税務署>県税>市町村税だと思ったので、税務署に最初に行ってOKなら後は大丈夫だろうと目論んでいました。こういうところだけは想定通り行く、と。

善は急げ。しかし、仕事を急ぐことが必ずしも善とは限らない

そういうわけで、創業から自分が掘ったような落とし穴にはまりまくりでしたが、無事にやるべき手続きも終わり、決算期の変更もでき、ありがたい友人のおかげで失敗をカバーできたということでした。

あとは銀行口座開いて、今後の展開やら会計をどうするかなどを考えないといけません。

数年前から思っていたのですが、ある仕事を早めに終わらせることが、必ずしもいいことにつながるとは限らないということです。

つまり、自分の知らないことがあったり、調査を怠ったことによって、いつの間にか先の方に落とし穴が用意されていて、急いだがためにかえってはまってしまうことがあるわけですね。

石橋を叩いて渡る、ということもやはり重要だなぁと改めて確認した次第です。

会社設立届と異動届は同時に提出できる

ということで、今回は設立届と同時に異動届は出せる、というこれもまたマニアックな結論のご紹介でした。

このパターンで行くと、また何かあるな。

経営ってそういうものな気がしてきた。