ハリーのタカの目ブログ

起業日記になりそうな予感

就活もしてなかった大学中退予定のインターン生、就職が決まりました

ハリー(経営者@福岡)です。

昨年から大学生のインターンを受け入れています。これから社会で役立つのは少なくともWebスキル(htmlの基礎から)だな、と思い、それを教えてコンテンツをつくる力や発信力を身につけてほしいなと思い、始めました。

男女1人ずつで、男の子は4年生、女の子は2年生でした。

男の子はわけあって卒業できず、大学の先生やご両親とも相談の上、中途退学することになっていました。

その大学の先生は「腕に何か技を身につけてほしい」ということで、中退前に何かしら社会とのつながりを持っておけば、将来的に就職が有利になるかもしれないと思っていたそうです。

そこへ、僕が「うちでインターン受け入れたいんですけど、誰かいい学生いませんか?」と来たものだから、これはもうカモネギのごとく「いますよ」と言われ、あれよあれよという間に決まりました。

もうひとりの女の子も含めて、先生の周りにいる「クレイジー」な学生たちのうち、ツートップがめでたくうちの会社に来ることになったわけです。

二人とも「自称コミュ障」ですが、別に話すのに支障はありません。

男の子は自分でちょっとずれていることを自覚している変わった子で、女の子は「うちはまともです」と言いながらゲイバーへと通い詰めるノンケの20歳。

「ヤバいやつきたなー」と内心思いながらも、まぁなるようになる、と思ってやってました。

プログラミングとかって、やってみないと話が進まないので、とりあえず写経のように見よう見まねでやらせると、意外とすんなりやれるもんです。

難しい理屈とか説明せずに、こうすると、こうなる、を繰り返してひたすら断片化された経験を積んでいくと、やがてまとまった知識が脳内に蓄積されます。

しばらくすると、基本動作(たとえばサーバを直接介したファイルのやり取りやバグ取り)なども言わなくても自分でできるようになります。

htmlとかCSSをひととおり教えて、Javascriptとかも簡単に教えると↓みたいな遊びもできるようになります。ページにアクセスすると、メッセージが表示されるパターン。

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そんな楽しくやって数ヵ月、2月になって男の子が「実家に帰らないといけなくて・・・」という話をし始めました。

ご両親が家賃がもったいないからかえってこいと。それはごもっともです。反論はできない。

 

僕「で、どうするん?インターンのことは置いといて、将来的なことは」

そう聞くと

 

彼「うーん…就職したいです。できれば福岡で働きたいです」

という答え。

何気ない瞬間ですけど、これってめちゃくちゃ大事なんです。

中退するけど、実家に帰ってしばらく考えるとか、適当にバイトして過ごします、ではなくて、「働きたい」「仕事したい」という意思表示。これが大きな分かれ目です。

そうなると、僕も何とかしてやりたいなと思って大学の先生と組んで猛烈に就活モードへと突入します。彼はいったん家を引き払って地元へ帰ります。

しかし、何せ卒業しないものだから就活は一切したことがありません。

履歴書はあっても、エントリーシートとか、自己PRとか、志望動機の書き方とかもゼロから始めるのでしんどい。

しかし、ここは百戦錬磨の大人たちのサポートがあれば何とかなります。サポートにはGoogle Driveのドキュメント機能を使いました。

とりあえず本人に材料を考えて、箇条書きでPRできそうなもの、キャリアにつながりそうなものを書き出してもらう。

それをもとに作文してもらう。ただし、こういう風な構文で書いたらわかりやすいよ、というガイドつき。そこまでやると結構いい文章書くようになります。

細かい伝え方などを修正して、まとめてできあがり。

後は企業に応募するだけなのですが、実は「就職したい」という話を聞いたときに、大学の先生から候補となりそうな企業名を聞いていたので、その場で会社のホームページに行って、彼の目の前でお問い合わせ画面に僕が「面接受けさせてくれ」という主旨の文章を打ち込み、あとは「送信」ボタンをクリックするだけのところで、手を震わせながら「後は君のOKさえあればこのボタンを押すだけだ。それをやれば人生が変わるかもしれない。どうする?」という完全に脅迫まがいの行動をやっていました。

無事に(?)送信して、しばらくすると「ここから応募してください」という人事の方からの返事。そこから書類づくりに突っ込んでいったわけです。

結論からいうと、その会社は不合格でした。しかし、面接なども練習したら問題がなかったので、「数社受けたら何とかなるんじゃね?」と思って、知り合いの方にも協力してもらって数社受けてもらいました。

そうしたら、ちょうどそこから3社目の面接で、人事の方が学生の経験したこととこれから会社がやろうとしていることが重なっているといって興味を持ってくれて、社長も気に入ってくださってあっさり内定が出ました。

彼は来週から福岡にまた越してきて、めでたく社会人。

何があっても3年はがんばって腕に技を身につけろよ、飲みに行こうな、という話をしてます。どうなるかわかりませんが、若者が社会へ巣立っていくのは見ていてすがすがしい気持ちになります。

 

そう、たぶん4人目

ひるがえって、これが僕や僕の会社のためになにかなるのか?

さぁ・・・別にこれの見返りでお金もらったり仕事もらったりするわけではないので、単純に社会貢献です。

あやうく社会とのつながりを永遠に断たれそうだった若者を、かろうじてつないだ、それだけのことです。なお、念のため補足しておくと彼はなんでもかんでも我々のおんぶにだっこだったわけではなく、かなり自主的に動いてやるべきことはやっていました。勘の良い子なのは間違いないです。

で、僕がかれこれそういった感じで社会から落ちこぼれそうだった、あるいは、落ちこぼれていた若者を社会に送り出したのはこの数年で4人目です。

3年半ニートをやっていた人も、社会に復帰する手伝いをしました。今も、彼は復帰先でがんばっています。

ほかの2人も正社員として、ひとりは昨年の春から、ひとりはこの春から働きます。がんばってほしいですね。

 

情けないことに僕の会社で面倒見れればいいのかもしれませんが、それがまだまだできない段階なので他を頼るしかありません。

彼らのがんばりとともに、僕もがんばらねば。

 

 

 

トランプ米大統領を辞めさせるには-そもそもの政治制度と弾劾・不信任の違い

「雨降って地固まる」

そんな気分で今のアメリカを眺めています。

早速メディアを中心にトランプさんがにぎわせていますね。そして、不人気ですね、トランプさん。下馬評を裏切らない。

中小企業のオーナーが鶴の一声で方針を変えてしまって、現場や関係者が右往左往しているのに似ているな、と感慨深く思っています。

トランプさんは政治家ではなく、何度も失敗を乗り越えて(少なくとも見かけ上は)大成功を収めているビジネス経営者です。

やれやれ、政治とビジネスは違うんだけどな、と思いながら、なんか中小企業のオヤジ社長ががんばって騒いでるな、とも感じています。

そう考えると、エリート層であり弁護士資格も持ってるオバマさんは、うまくやっていたな、と。でも、その分大胆な改革はできなかったんだろうとも。

 

大統領制と議院内閣制の違い

それで、「トランプさんは不信任されるのでは」という話が周りで出たので、そうか、そうだよな、と思いました。

日本人は日本の政治制度をもとに考えてしまうんですね。

 

日本では、首相(内閣総理大臣)が国家元首としています。この人は議員から選ばれます。その議員は国民の選挙で選ばれます。

それで、首相が各大臣を選んで内閣チームを組むわけですね。議会は、行政について内閣に政治を信任するのです。そして、議会は立法をがんばる。

つまり

国民➡議員➡首相➡内閣

国民と首相は間接的な関係なのですね。

で、首相を選んだ責任は国民にもありそうですが、そこはワンクッション挟んで「いやいや国民の皆様に直接責任があるとは申し上げられません、私たち議員が責任をもってやります」ということになっています。

それで、首相がいい加減なことをやっていたら、議会の権限で「あんたに日本の政治は任せちゃおけんわ」といって「内閣不信任決議案」を出して、一定の条件で可決されれば、首相は「ふざけんな」と言って議会を解散するか、甘んじてそれを受け入れることになります。面白いのは、首相は再チャレンジできるんですね。議会が可決しても、国民はまた(間接的に)選ぶことになるかもしれない、と。

 

 

しかし、大統領制というのは直接の国民投票で選ばれることになっていて、直接国民に責任を負っています(実質の大統領選挙制度は、間接民主制の形を取っているわけですが、最終投票はやはり国民が行います)。

国民が直接選ぶわけですから、権限も役割も、義務も責任も大きいわけですね(選挙にかける時間とエネルギーを考えてみてください)。その代り、そんなに大きな力を持つ国家元首がコロコロと変わるようでは政情不安になりますから、よほどのことがない限り大統領は変わりません。したがって、比較的短く感じられる任期4年、最長でも再選8年です。

日本の首相と大統領では、基盤となる政治制度も、それができた基本思想もまったく異なるので同じように考えることは難しいのです。

 

大統領の弾劾

それで、早い話どうするかというと、トランプさんに大統領を辞めさせるには「弾劾」するしかありません。

合衆国憲法では

大統領…は、反逆罪、収賄罪又はその他の重罪及び軽罪につき弾劾され、かつ有罪の判決を受けた場合は、その職を免ぜられる。

とありますから、トランプさんが在任中に何かしらの犯罪に手を染めて、しかもそれが訴追されて、有罪判決されたら晴れてお役御免となるわけですね。

過去、ニクソン大統領がウォーターゲート事件の時に弾劾されてますが、司法権妨害、職権濫用、議会侮辱が罪状で、弾劾が議会で決議される前に辞任しています。

あとはトランプさんが「こりゃ、辞めるしかないわな」といって辞任するような状況が出てくれば、反トランプ派は喜ぶかもしれません。

議会侮辱はありそうですね(笑)

でも、そうなったとして本当に次のリーダーはいるのかな?

 

4年待つ

先ほども書いたように、大統領の任期は4年ですから東京オリンピックのときにアメリカ大統領選挙が行われて、そのときトランプさんが人気を落としていれば変わる可能性があります。

政治はしたたか

あとは、ケネディさんと同じ轍を踏むか、という話ですがどうでしょう。

トランプさんが騒いでくれて、米国内が混乱するほど、得をする人もいるわけですね。米国内外でニヤニヤしながら眺めている人が。

もしこのまま米国が混乱し続ければ、必ず国家として弱体化します。人材の流出や資産移動などが起きるかもしれません。

でも、トランプさんがちょっとやったところで、今の大きな流れは変わらないような気がします。毎年100万人を超える正規移民はこれからも後を絶たないでしょう。

今回の措置はあくまでもテロ対策となっていますので、移民が増えることは別に否定していないわけです。

それに、トランプさんがはちゃめちゃにやってくれた方が、後に大統領になる人はかなりやりやすいですよね。人気も取りやすそうだし。

もちろん、そんな長い目で見てられないという人は、近道を選ぶのかもしれませんが…次期大統領を見すえて力を蓄えるか、候補を今のうちに擁立して育てるのが早道のように見えます。

 

それにしても、これだけ米大統領の挙動が国際的に影響力を与えているのを目の当たりにすると、やはり世界はグローバル化したのだなと実感しますね。

そして、僕個人としてはトランプさんが「ビジネス界出身の大統領」として何をやってくれるのか、それがどう影響を与えるのか、冷静に見て興味を持っています。

あまり嫌悪感とかはおぼえません。恐らく、トランプさんがよく見かける企業のオーナー社長に似ているところがあるからだと思います。

また何か思ったら書きます。

 

追記

スタバがこのような発表を行うのも、ある意味トランプさんが騒いでくれてるから逆手に取ってますよね。

www.jiji.com

これ、措置がなくても勝手にやれば良かった話なのでは・・・と思います。

 

Google Adwords-「今広告は表示されていますか? いいえ テキスト広告の診断情報のみを取得できます。」への対応

ハリー@福岡の経営者です。

今回はGoogle Adwords(グーグルアドワーズ)で困ったことへの対処方法をご紹介します。

これは、次の症状が出た方を対象としています。もしかしたらまったくマニアックなパターンかもしれないので、無関係な方がほとんどだろうと私も思っています。

 

キーワード>検索語句>ステータス

に行って吹きだしマークにマウスオンすると

今広告は表示されていますか?

いいえ  テキスト広告の診断情報のみを取得できます。

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と出てしまっている方へ。

※図ではキャンペーンを有効にしていませんが、明らかに有効になっている(広告審査も済)のに出た場合です。

 

思い切ってサポートセンターに問い合わせる

結論から言うとこれが速いです。

AdWordsのホームページに行くとサポートセンターの電話番号がありますので、手順に沿っていくとアドバイザーの方につながって色々と教えてくれます。

https://adwords.google.com

今回は女性の方が丁寧に対応してくださいました。

 

電話はしたくない方へ

それでも電話はしたくないという方で、こちらにたどり着いた場合に。

キャンペーンのサブタイプが「動的検索広告」になっている場合は要注意です。

このタイプはランディングページの内容にもとづいて広告を自動生成するものなので、キーワードとは関係なく広告を掲載します。

なので、各キーワードの表示回数(インプレッション)はゼロなのに、合計表示回数は数字が上がっていたりします。

したがって、純粋にキーワード連動だけで広告を掲載したい場合は

キャンペーン作成(+)
>検索ネットワークのみ(ディスプレイ対応の場合は一番上を選択)
>タイプ:標準またはすべての機能

から、キャンペーン設定>広告設定に向かっていくと良いです。

 

とにかく、ステータスで「いいえ」が出ている場合は掲載されていませんので、何らかの対処が必要です。

最初、検索数が少ないからか…?などと思っていましたが、関係ありません。

即座に手を打ちましょう。

最後に、これは初歩的なミスだろうと思っています。

年金事務所による社会保険調査に行ってみた

ハリー@福岡の経営者です。

以前、社会保険についての話を書きました。

harryike.hatenablog.com

 

この記事を書いてから、時々「社会保険 加入したくない」 という検索キーワードでこのブログに来られる方も出てきました。

えぇ、気持ちはわかりますが、条件に当てはまる以上、もう加入しないとかえって損な制度と時代になっています。諦めて加入して、もっと生産的なことに時間とエネルギーを使った方がよいと思います。

 

それで今回は、年金事務所から

「お前んとこの事業所調査するぞゴルァ」

「ついては事務所まで来いやゴルァ」

「この調査は法律で定められてんだゴルァ」

という招集状が届き、日時も指定されて調査に行くことになりました。

なので、今回も「行ってみた」というよりも「行かないといけなかった」という話です。

この調査は、正式には「全国健康保険協会管掌健康保険及び厚生年金保険被保険者の資格及び報酬等の調査の実施について」と言うそうです。

長い。

要は「お前んとこの会社は社保ちゃんとやってんのかゴルァ」ということなので、そういうタイトルにしてしまえばいいと思うんです。

狙ってることをそのまま書く。まどろっこしい感じで長々と書くからこちらも引いちゃう。

 

うち一人も雇ってないんだけど…

何にせよ、僕の会社は僕一人しかいないので、色々書類持ってこいと言われても無いに等しいわけですね。

それで、招集状が来たときに年金事務所に電話して聞いてみたんです。

「うち一人しかいないんですけど。雇用とかないんですけど(行きたくないんですけど)」

というと、たまたまですがイヤな感じの人で

「そうは言われましても、書類に記載しております所得税の領収書とか給与明細等はございますんではないでしょうかぁ?はは」

というノリで言われてむかついたので

「たったこれだけのために行くの面倒なんですけど(ホンネ)」

って言ったら

「決まりでして、はは」

みたいな返しで、とにかくその日は腹立ちっぱなしで、手帳でこの用事を見るたびに思い出してむかついてました。

 

そして当日

いよいよその日がやってきまして、必要書類を揃えて年金事務所に行きました。

会議室に通されて、パーティションで区切った複数スペースでは他の会社さんが喧々諤々やってる感じでした。

僕は、職員の方に調査の主旨を説明されて、書類を渡しました。

ぼくひとりなんで、書類は少ないし、見るポイントも決まってます。

3分くらいで

「ちゃんとされてますね。問題ありません。優良事業所です」

と。

 

( ゚д゚)ポカーン

としていると。

「これはすべてひとりでされているんですか?」

と聞かれるので

「はい、そうです。今、調べればだいたい何でも自分でできますし、わからないことがあれば年金事務所さんにお伺いしてるので」

というと

「そうなんですよね。調べればできるんですよね。でもそれがなかなか…」

と。

せっかく来たので、「他の会社さんってどんな問題があるんですか?」と聞いたら

・給与が変わったのに社会保険料をそのままにしている
・住所等の変更があった場合に届け出てない
・賞与を払ったのに賞与支払届を出してない
・社保に加入すべき条件で人を雇用しているのに加入していない

ということでした。

 

新規適用があった事業所を中心にランダムで抽出してます

「この調査は、社会保険の新規適用があった事業所さんを中心に、ランダムで抽出して対象としています」

という説明があったので

「何かまずいことでもあるのかと思っていました」

と言ったら

「そういうわけではないんです。ランダムです

と。

 

全事業所対象の調査+4年ごとに調査

社会保険料が重要な財源と目されている今、今後締め付けがますます厳しくなるだろうというのが僕の見方ですが、詳しいことは忘れましたが何かの調査が全事業所対象で実施されるのと、4年ごとにまたこういった調査があるそうです。

そのとき僕の会社はどうなってるでしょうね~

ちなみに僕と同じように呼ばれた会社のみなさん、ちゃんとやってれば何の問題もなく終わりますのでご安心ください。

 

33万円の利益が3万円になった話

ハリー@福岡の経営者です。

ちょっと前の9月末で初めての決算が終わったわけですけど、わかっちゃいるけどなんだかな、という税金のお話です。

大した売上もないんですが、それでも黒字にしようと思って33万円の利益を残しました。売上から色々なものを引いていって、最後にぽつんと残るものです。

本当はもっと色々と経費にはできたんですけど、あえてそうしました。

 

法人税がどーん

普段の経理処理は僕がぜんぶやるわけですが、最終的な決算処理と法人税の申告は以前からお世話になっている税理士さんにお願いしました。

計算してもらったところ

税理士さん「法人税等合計が15万円です」

僕「うーん。やっぱりそれくらいですか…」

 

ほとんど半分がなくなりましたね。

ちなみに、法人税とひとえに言っても内訳があります。

法人税(国に払う税):50.500円

・地方法人税:2,200円

・事業税:11,400円

・県民税:20,800円

・町民税:61,000円

⇒合計:150,800円

そんなこんなで約15万円。もちろんすでに払いました。

 

ちなみに、赤字だったら税金がまったくかからないかというとそんなことはありません。

法人があるだけで、県と町に税金を払わないといけないのです(休業していると別な場合もあり)。

均等割りと呼ばれるもので、合計で7万円くらいです。

 

税理士報酬がどーん

そして決算が終わるとき

税理士さん「決算報酬で15万円お願いします」

僕「Σ(゚Д゚)」

 

そうか、わかっちゃいたけど、そうだよな・・・

 

ということで、33万円の利益が3万円になりました。

第2期目もがんばります。

 

 

2016年アメリカ大統領選挙の投票率

昨日の米大統領選、老若男女問わず多くの方が関心を持っていますね。

 

僕が思ったのは、これだけ日本でも騒いでるんだから、現地のアメリカの投票率はさぞ高かったんだろうな、と。

 

で、投票率に関する日本語の記事は11月10日現在でも見当たらなかったので現地のメディアを当たってみました。

こちらの記事が引用元です。

uproxx.com

 

2016年米大統領選の投票率は近年最低の48.62%

結論から行くと、昨日の米大統領選、有権者の投票率は48.62%と最低レベルとなっています。

Going into election day, many thought that 2016 would shatter voter turnout records, and early exit polls on Tuesday supported that belief. But in the end the 2016 election looks like it will have produced the lowest voter turnout in modern American history when it comes to percentage of the voting age population that actually voted. Current data shows that only 48.62% of Americans of eligible voting age actually got out to vote yesterday.

投票率が57.1%と高かった、現オバマ大統領の初当選時に比べると大幅に下がっています。この時は、対抗馬がジョン・マケイン(共和党)、ラルフ・ネーダー(独立)、ボブ・バー(リバタリアン党)でした。

 

今回、一体何が起きたんでしょうか?

記事の中にワシントンポスト記事の引用があります。前回2012年の大統領選(オバマさんvsロムニーさん(共和党)vsジョンソンさん(リバタリアン党))と比較したデータです。

In Michigan, Clinton got 13 percent fewer votes than Obama. Trump got 7 percent more than Romney.

In Pennsylvania, Clinton got 5 percent fewer votes than Obama. Trump got 9 percent more than Romney.

In Wisconsin, Clinton got 15 percent fewer votes than Obama. Trump did slightly worse than Romney — in a state that was home to Romney’s running mate.

 

 要は、前回と比べて

ヒラリーさんは前回オバマさんが獲得した票よりも5%~15%少ない州がある、と言ってます。

逆に、トランプさんは前回のロムニーさんよりも得票率が高かった、と。

 

ヒラリーさんの敗北は低い投票率のせい?

引用したメディアでは、投票率の低さがヒラリーさんの敗北につながったと考えています。

Last night and this morning many seemed to think that the reason Trump won was because angry white voters turned out in large numbers to vote for him. But with nearly all the votes now tallied it appears as though that’s just not the case. In fact, Trump garnered fewer overall votes nationwide than John McCain and Mitt Romney, the past two losing GOP nominees, did in 2008 and 2012. As of this writing, with almost all votes counted, Trump has tallied 59,611,678 votes; Romney pulled in 60,933,504 in 2012, and McCain 59,948,323 in 2008.

「現状に怒り狂った白人がトランプに投票した、と多くの人が考えたようだが事実は違う。

実際は、全体で見れば過去、ジョン・マケインやミット・ロムニーが得た票数よりもトランプの得票数は少ないのだ。

この記事の執筆時点でほぼすべての投票数が数えられているが、トランプは約5,961万票に対して、2012年のロムニーは約6千万票、2008年のマケインは約5,995万票だった。」

 

一方のヒラリーさん。

By comparison, Hillary’s 59,814,018 votes (which won her the popular vote, but not the Electoral College vote) is considerably less than the 69,498,516 Obama got in 2008, and the 65,915,795 he received in 2012. She was particularly hurt by low turnout in crucial swing states. 

 「対して、ヒラリーは5,981万票を獲得したが、2008年にオバマが6,949万票、そして2012年に6.591万票と、比較するとかなり少ない。

ヒラリーは、揺れ動く国家における低い投票率によって敗けたのだ。」

 

この後も、記事ではヒラリーさんは黒人やヒスパニック系の層で有利だったが、オバマさんの時よりも支持が少なくなっていたことや、ヒラリーさん自身がどんな人物として見られていたかが書いてありますが、ここでは割愛します。

したがって、ヒラリーさんが以前民主党支持だった有権者を、再度投票させるほどのインパクトを与えられなかった、ということになります。

実際、得票数ではヒラリーさんが上回っておきながら、民主党そのものがオバマさんの選挙時ほどの基盤が得られなかったのは大きかったのかもしれません。

国内外のメディアでも「ヒラリーさん優勢」と言われていましたが、州ごとの局所戦で共和党に席を明け渡している事実は見逃せません。

個人的な考えですが、ある意味ヒラリーさんを敗けさせたのは、現オバマ政権の民主党でもあるとも思えます。

最後に、参考まで記事が提供している投票率の過去のデータです。

左から有権者数、投票者数、投票率です(wikipedia引用)。

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どんな公約が実現されるか

投票で決まった以上は、よほどのことがない限りトランプさんが大統領になるのは変えられません。

トランプさんも、大統領になると決まった以上は軽はずみな発言や態度は控えるのでしょうか?

それはともかく、トランプさんが掲げている公約を、次の記事でご覧ください。

www.newsweekjapan.jp

 

本当に狂った政策なのかどうか、日本に対する影響がどのように出るか、私にはわかりません。

ひとつ言えることは、公約はあくまでも公約であって、政治として実現することはまた別な話だということです。

オバマさんも任期中に「イラク戦争からの撤退」は公約から正式に撤回しました。

二期で、実現できた公約は半分以下と言われています。

トランプさんは70歳、一期終了後は74歳。どこまでやれるでしょうか?

議会との関係をうまくやっていけるか、本当にその公約を実現することが現実的なのか?

ポスト・トランプを見すえて動き出す気鋭の若手は?

 

今後の動向に注目したいところです。

Excelで画面が真っ黒になるトラブルへの対処

Windows10にアップグレードして、Excel2010を使っていて、「セルを結合して中央揃え」や「コピー&ペースト」といった単純作業をしていたところ、急に画面が真っ黒になる(セルが真っ黒になる)というトラブルが発生しました。

何の前触れもなく起こるので、原因もよくわからない。

いったん最小化して戻したり、スクロールして戻すと白くなる。

データ等には影響が出ていない。

 

でも、その後も同じことを繰り返すとやはり起きるので、根本的な解決を求めてみたところ・・・

 

Windowsアイコン>設定>デバイス>Windowsで通常使うプリンターを管理するをオフ

Windows10のホーム画面の左下に、ウィンドウズアイコンがあります。

こちらをクリック

 ↓ 一番左

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次に、設定アイコンをクリック(赤丸で囲ったアイコン)

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Windowsの設定画面のデバイスをクリック

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下の方にスクロールすると「Windowsで通常使うプリンターを管理する」という項目があるので、そちらをオフにします(画面はオンの状態)。

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私の場合は、それで解決しました。

お役に立てれば幸いです。